日時:平成19年11月16-17日
場所:アイテム愛媛
内容:宮本武之輔の資料展示と特別講演
「台湾を愛した日本人八田與一の生涯」の著者でご活躍の古川勝三氏により、
民衆のために生きた土木技術者の講演。特に、“八田與一”と郷土松山(興居
島)が生んだ偉大なる土木技術者“宮本武之輔”について、その生涯を紹介して
いただきました。
展示ブースでは「民衆のために生きた土木技師 八田與一 宮本武之輔」と題し、資料の展示会を行いました。
-宮本武之輔-
明治25年興居島に生まれ,東京帝国大学土木工学科を首席優等で卒業後内務
省に入省し、利根川、荒川の河川改修、信濃川大河津自在堰陥没の復旧など
民衆のために尽くす。コンクリート工学博士となり、名著「治水工学」執筆、日本
工人倶楽部発足、技術者の地位向上運動展開、昭和16年には企画院次長に
任ぜられた。
-八田與一-
明治19年石川県金沢市に生まれ、東京帝国大学工学部土木科を卒業後、
台湾総督府内務局に就職。桃園大司の水利工事、台湾南部の嘉南平野灌
漑のため、烏山頭ダムと1万6000キロに及ぶ灌潮用水路の建設に従事。ほ
ぼ全生涯を台湾に住み、台湾のために尽くした。
講演も素晴らしく、展示もご好評を頂いた素晴らしいフェアーとなりました。