この「宮本武之輔を偲び顕彰する会」は、文才に恵まれた工人(エンジニア)である宮本武之輔の足跡を明らかにすることによって、その偉業を偲び広く世に伝えることを目的とし活動しています。
宮本武之輔(1892(明治25)年~1941(昭和16)年)は、愛媛県松山市沖に浮かぶ興居島(ごごしま)が産んだ戦前を代表する技術官僚です。
彼の生きた明治後期・大正・昭和初期は、日本の近代化が急速に進んでいた時期です。この激動の時代に、篤志家の援助を受けて大学に進学して内務省の技術官僚となり、当時国の施策を決定する最高機関である企画院の次長まで登りつめました。
彼は旧制中学入学時から49歳でなくなるまで克明な日記を書き続けていています。その残された膨大な日記から、宮本武之輔の波乱の人生と土木技術者としてだけでなく一人の人間としてのその生き様を知ることができます。また、この「武之輔日記」は当時の人々の日常生活や考え方も知る上で大変貴重な資料となっています。
活動内容は資料を収集、文献や日記を読む、足跡をたどる、親族や関係者の話を聞く、講演会を開く、展示会を開くなど、多岐にわたっています。
あなたも私たち、宮本武之輔を偲び顕彰する会で、宮本武之輔を深く知ってみませんか?
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